グローバル企業のドメイン取得状況について調べてみました!

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グローバル企業は、ドメインをどのように取得しているのでしょうか? インターブランド上位10位の企業を対象に、ドメインの取得状況について調べてみました!

 

■目次

1.インターブランドTOP 10のドメイン取得状況

2.ドメイン取得の理由

3.ドメインの取得範囲

4.ドメイン侵害に対処する方法

 

<インターブランドTOP 10のドメイン取得状況>

globaldo

※2文字のドメインは取得できない国が多い。

インターブランド「ベストグローバルブランド2015」を見に行く

 

Q.このようにドメインを多く取得しているのはなぜなのか…

最大の理由は、第3者からドメインを保護するためです。

また、ドメイン奪還は手続きが面倒で複雑であるため商標のようにブランド保護の観点から、ドメインを事前に取得しておく場合が多いです。
ビジネスをローカライズするかどうかに応じて、ドメインを取得することも理由の1つです。

 

Q.すべてのドメインを取得するには、コスト面でもかなりの負担になりますよね…どこまで取得すればいいのでしょうか。

まず、ccTLDの場合、事業を進出している国、または進出予定国のccTLDは、取得しておくことをお勧めします。

しかし、「事業を進出した国、または進出予定国」という条件であれば、全世界が該当する可能性があるでしょう。そのため、取得ブランドの競争も、インターネットの普及率、経済成長率、競合他社の動きなどを総合的に考慮して取得することがお勧めです。その際に考慮すべき最も重要なポイントは「その国で、自社がどのようにクレジットされているかどうか」です。韓国に拠点を置いている企業であれば、「.kr」は、当然のことながら取得した方が良いでしょう。

New gTLDもccTLDと同様に「信用」という観点から、自社の事業に関連するTLDを確認してください。もし第3者によって運営されている場合はブランドの侵害などの被害を被る可能性もあります。
また、New gTLDは、マーケティングの観点から、他のgTLDよりも目を引くことができます。Googleが使用している「abc.xyz」は、すでに注目を集めています。また、日本のCookpadが運営しているHOLIDAYというSNSサイトは、「haveagood.holiday」というドメイン名を使用しています。サイトのコンセプトが直感的に伝わるドメイン名です。このように事業内容や性格を考慮して、ドメインを取得することはお勧めです。

 

※関連記事

http://domain-girls.guide/category/knowledge/page/2

 

Q.ドメイン侵害に対処するためにはどうすればいいのでしょうか。

最近、第3者によるドメイン侵害が増加しているため、対策についてはよく把握しておくことが重要です。
まず、①第3者がドメインを取得する前に、事前にドメインを「保護」する方法、②第3者によって取得される状態であれば「監視」、③ビジネスに関連するサイトであれば「警告」、④ブランドイメージを毀損している場合「サイトのテイクダウン」、「仲裁」と同じ方法で対処することができます。

 

ドメイン侵害対策サービスには、以下のようなものがあります。

 

1.商標権者優先登録期間にドメインを優先的に取得して保護する方法

第3者によるドメイン登録から商標権者の権利を保護するために、ICANNが実施されているTrademark Clearinghouse(TMCH)と呼ばれる商標の保護制度があります。このTMCHに商標登録を申請すればNew gTLDの一般的な登録が開始される前に、サンライズ登録期間(商標権者優先登録期間)を介して、商標権者が優先的にドメインを登録することができます。
また、優先登録しなくても、第3者が登録商標と同一の文字列でドメイン名を申請した際、商標権者にリアルタイムで通知されます。これにより、商標権を侵害しているドメインに対して迅速な対応が可能です。

 

2. Webサイトの監視

Webサイトの監視は、侵害サイトまたは第3者が保有しているドメインをWebサイト、WHOIS(ドメイン登録情報)、ネームサーバ、履歴という4つの観点から定期的に監視するサービスです。
変更がある場合には、変更されたページの画面キャプチャとWHOIS情報、ネームサーバの情報を保存しておくため、侵害サイトの物的証拠として活用することができます。また、その情報を電子メールでリアルタイムに通知するため、侵害サイトへの迅速な初動対応を介してブランド管理を強化することができます。

 

3. UDRP(Uniform Domain Name Resolution Policy、統一ドメイン名紛争処理方針)

UDRPはドメイン名の紛争を解決するために、ICANNが定めた方針に、商標権の文字列と同じドメイン名を悪意を持って取得した後、商標権利者に高い価格で転売するなど、不正な目的でドメイン名が登録•使用されているとき、権利者の申請に応じて、ドメイン名を削除またはドメイン名を取り戻す制度です。

 

4. URS(Uniform Rapid Suspension、統一迅速停止制度)

数多くのNew gTLDのリリースに応じて、第3者によって登録されるリスクが高まりました。そのためICANNがUDRPの代わりをすることを目的に導入した制度がURSです。URSは、侵害サイトを迅速にシャットダウン(凍結)する制度で、ドメイン自体の権利を取り戻すことができるUDRPと区別されます。
ドメイン侵害対策の詳細については、下記の関連記事を確認してください。

 

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ドメイン侵害で困った時には!?ウェブサイトモニタリング

ドメイン侵害対策ができるUDRPとURSとは?

 

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