ドメイン侵害対策ができるUDRPとURSとは?

Pocket

 

メイです。

 

皆さん、UDRPとURSをご存知でしょうか??

横文字難しい…

 

商標権の文字列と同一のドメインネームを悪意で先取得した後、商標権利者に高額で転売するなど、不正な目的でドメインネームが登録されて使用されている場合、このようなドメイン侵害行為に対しての対策サービスとしてUDRPとURSがあります。

 

今回はこのUDRPとURSについてご紹介します。

 

1) UDRP(Uniform Domain Name Resolution Policy, 統一ドメイン名紛争処理方針)とは?

2) URS(Uniform Rapid Suspension, 統一早期凍結)とは?

3) UDRPとURSの比較

4) UDRPとURSの申請要件

 

 

UDRP(Uniform Domain Name Resolution Policy, 統一ドメイン名紛争処理方針)とは?

 

UDRPは、Uniform Domain Name Resolution Policyの略でして、「統一ドメイン名紛争処理方針」のことです。

UDRPは、ドメインネームの紛争を解決するためICANNによる方針です。不正な目的でドメインネームが登録・使用されている場合、該当ドメインネームを削除または移転するドメインネーム奪還制度です。UDRPは簡易・迅速が基本原則で、指定した紛争処理機関によって比較的に短い時間内に判決を出すことができます。

第三者が自社の社名や商品・サービス名と同じ文字列のドメインネームを取得した場合、UDRPは該当ドメインの奪還手続きとして安全で有効な手段になります。

 

 

URS(Uniform Rapid Suspension, 統一早期凍結)とは?

 

URSは、Uniform Rapid Suspension,の略でして、「統一早期凍結」のことです。

今まではドメイン侵害への対策としてICANNのUDRPを利用して問題を解決してきました。しかし今後、たくさんのgTLDがリリースされることで、ドメインネームの選択肢が増える一方、第三者によって登録されるリスクも高くなりました。よってICANNはUDRPを代わりにする制度としてURSを導入しました。

 

URSは侵害サイトを迅速にシャットダウン(凍結)する制度で、ドメイン自体の権利を奪還するUDRPと区別されます。

 

※新gTLD及び一部ccTLDに限って対応可能です。

 

 

UDRPとURSの比較

 

UDRP URS

 

UDRPとURSの申請要件

 

UDRPとURSの申請のためには、以下3つの要件を全て満たされなければなりません。

 

1. 登録者のドメインネームが申請人が権利を持っている商標(trademark of service mark)と同一、もしくは混同を引き起こすほど類似すること。

2. 登録者がそのドメインネーム登録に対する権利または正当な理由を持っていないこと。

3. 登録者のドメインネームが不正に登録されて使用されていること。

 

 

高額でドメインネームの強売を要求されたり、第三者が既に使用していて譲渡や交渉が必要な場合にはUDRPやURSの活用を考慮してみてください。

 

ドメイン悪用手口から学ぶ、3つのパターンとその解決方法の記事もありますので、合わせてご覧ください。

 

Pocket