1分で分かる!中国ドメイン.cnの全て

マイです。
中国ドメインといえば『.cn』ですよね!
中国インターネット情報センター(CNNIC)のまとめによれば、2015年2月時点の「.cn」ドメインの登録数は1169万2429件。
「.cn」ドメインの内訳は、「.cn」が全体の79.2%を占める925万8303件で、続いて「com.cn」が12.3%、「adm.cn」が5.3%、「net.cn」が1.4%、「org.cn」が0.7%だそうです。
.cnの取得のメリットは?
海外企業でも取得できるのか・・・
今回は.cnについてご紹介していきたいと思います。
目次
【.cnとは】
.cnとは、中華人民共和国の国別コードトップレベルドメイン(ccTLD)。導入は1987年。中華人民共和国情報産業部(中华人民共和国信息产业部、Ministry Of Information Industry Of the People’s Republic Of China)が管理している(情報産業部とは、日本の郵政省(現総務省にあたる中国の行政機関)。登録は中国ネットワークインフォメーションセンター(中国互联网络信息中心、China Internet Network Information Center、通称CNNIC)が行っている。
出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/.cn
【中国における主要ドメイン】
ドメイン | 解説 |
.cn | 日本の.jpに相当 |
.com.cn | .comの中国版 |
.net.cn | .netの中国版 |
.org.cn | .orgの中国版 |
【.cn取得のメリット】
中国政府や外資系企業を中心に、2007年から中国語ドメインを導入する動きがあります。「中国語.cn」のような漢字のドメイン名の取得はさまざまなメリットがあります。政府機関は安全性などの配慮や、民衆の馴染のある中国語ドメインを利用して、電子行政を普及させる狙いがあります。また外資系会社積極的に採用する理由は中国語ドメイン名を使用して、中国人顧客との距離感を縮めて、インターネット業務の展開にもプラス効果があるからです。
-.cn活用事例-
とはいえ、.comを使用しているサイトも多くあります。
■百度(検索エンジン大手)
http://www.baidu.com/
■微博weibo(中国版ツイッター)
http://weibo.com/
※中国進出している企業は、ほぼ.cnを取得しているようです。というのも、.cnは中国現地法人が用いるドメイン。.cnドメインを利用することで、中国進出を本格的に行っているという証拠にもなります!
国内シェアでいくと、.cnと.comはほぼ同じです。(やや.cnが多い)
【中国ドメイン取得のコツ】
中国国内の検索エンジンは、百度・Goolge中国ともに、ピンイン(中国語ローマ字入力法)検索をサポートしています。よって、場合によっては、英語ではなくピンインでドメインを取得すると検索エンジン対策(中国語SEO)になります。
例えば、車のサイトの場合、英語のドメインは「www.car.com」にし、それにあわせて「www.che.cn」のドメインを取得すれば、中国語のピンインで「車」を検索するとき、上位表示される可能性が高くなります。
【中国ドメインは海外企業も取得可能か】
結論は△です。
基本的に、.cnを取得する際には法人の場合には中国の组织机构代码证に記載の番号、及び申請する担当者の身分証明書の番号が必要です。このため、法人の場合、中国に登記されている法人格の名義でなければ申請することは出来ません。
しかし、取得できる場合もあります!!!
GMOブライツコンサルティングは中国ドメインの公認レジストラです。
取得にすこしでも興味のある方はこちらよりお問い合わせください!